傍観者

高齢両親 認知症

以前『はじめの半年』で書いたように
私と母はよくぶつかっていました。
最悪の場合
母が「親をバカにして」とヒステリーを起こして終わります。
1番焦ったのは家を飛び出してしまったことでした。
幸い近所を1周し1時間ほどで帰ってきました。

私と母が衝突している時
父は何も言わずに自分のベッドで過ごしていました。
母がヒステリーを起こした時は
常に母の味方で
「あんまり強く言うな」と私は咎められました。

自分だって母にヒステリックに声を荒げる事があるくせに。。。
どう考えても母がおかしいでしょう。。
何も言わず言い合っている母娘を
見ている傍観者決め込んで。。
私は父に腹がたっていました。

父は几帳面で
常に日記に細かく使ったお金のメモや
起こった事象を記入していました。

しかしここ2~3か月
前日に起こったことをすっかり忘れてしまうだけでなく
当日、日記を書くことすら忘れていました。

父もプライドが高い人でした。
そんな父が「物忘れ外来受診」を抵抗なく受け入れたのは
父自身が母のことを他人事とは思っていなかったのでは
と。。

ひょつとして
父は日々
思い出せない事が多くなっているは自覚しいたのでは
私から「物忘れ外来へ。。」と
宣告される日に
おびえていたのではと。。。
そう考えると
胸が痛むのでした。

拙い文章を読んでいただきありがとうございました。

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