物忘れ外来受診×2

高齢両親 認知症

父と母は同じ病院の「物忘れ外来」に受診しています。
先日2人そろっての受診でした。

朝9時50分と10時が受診時間でしたが
二人はそれぞれ主治医が違うので
それぞれの先生が同じ日に診察をしている日を選びました。
病院スタッフの方の提案で
母はまず最初にMRIの検査を受けてからの受診にしましょうと。
父が最初に診察をしている間
母のMRIの付き添いを
病院スタッフの方がしてくださることになりました。

「あたしもぉ!!なんで!」
「また 検査するの!」
受診の前日に母の口から最低3回はこの言葉を聞きました。
いつも昼頃まで寝ている父は受診のため
早起きをしなければならないため
前日に打ち合わせをしていると
母が「明日はお父さん病院に行くから
昼まで寝てられないから、しっかり起きてね」と
少し面白がるように父に話しかけるので
その都度私が母に
「明日はお母さんも受診よ。お母さんはMRIの検査もあるよ」
と説明。
そうすると、毎回ほぼ同じセリフを言って
私に説明を求めます。

さすがに受診日の朝は観念したのか
スムーズに身支度を済ませてましたが
「検査もするの。。」
「何にも変わってないけどね」
玄関で靴を履く直前までブツブツと
ひとりごとのように言ってました。

診察の結果
母のMRIに大きな変化はなく
認知症の薬は飲まなくてもこのまま様子をみていいそうです。
が。。。
同じ病院のデイサービスに通っている母は
「デイサービスは楽しくて休むことなく通ってます」
といい子ぶって先生に話して
「1月は体調不良で2回休んでますよ」と先生に
突っ込まれてました。
父の診察は10分ほど
長谷川式の簡単なテストと身体的な診察で終わりました。

今回の受診で驚いたことに
父も母も長谷川式のテストのスコアが
あがっていたのです。
母は20点に
父は27点に上がってました。
計算の得意な父は認知症のテストでは
スコアが高くなるのでしょう。
ただ料理を一切せず、サラリーマンで家庭菜園にも興味がなかった父は
野菜の名前をあげる質問は苦手で
いつも5つほど名前をあげると答えにつまってしまいます。
その点母はサラサラ8つほどはすぐに答えることができます。

点数があがって本人たちは嬉しそうでしたが
私は納得がいきませんでした。
なぜなら
二人の認知力(?)は半年前に比べて
確実に落ちているからです。
母は最初は覚えていたデイサービスの名前が
なかなか出てこなくなり
同じことを繰り返して話す事が多くなりました。
薬の飲み忘れる回数も増えました。
父も「物」の名前が出てこなくなり
日付を間違えることが多くなりました。

スコアが上がった事に関して
病院慣れして肩の力が抜けて
テストの点数が上がったのだろうか。。。
色々推測してみましたが
あまり深く考えるのをやめて
悪化していないことに感謝することにしました。
次の受診まで無事に過ごせるよう祈るばかりです。

ブログを訪ねてくださり本当にありがとうございます。

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